高校野球の応援で、ひときわ強烈な存在感を放っているのが、千葉県の拓殖大学紅陵高校(拓大紅陵)です。
試合中にスタンドから響き渡る迫力ある吹奏楽や応援団の掛け声を聞いて、
「拓大紅陵のチャンステーマは何の曲?」
「この応援歌の曲名は?」
「他の高校でも聞いたことがあるけど、原曲は何?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
実は、拓大紅陵の応援には長い歴史があり、数多くのオリジナル応援曲が存在します。
その中でも特に有名なのが、1986年に誕生した「チャンス紅陵」です。
「チャンス紅陵」についてまとめました。
【チャンス紅陵】拓大紅陵のチャンステーマは何の曲?
拓大紅陵(拓殖大学紅陵高等学校)のチャンステーマは、オリジナル曲の「チャンス紅陵」です。
この曲は、同校吹奏楽部顧問の吹田正人氏が1986年に作曲した2曲目のオリジナル作品。
「それ行けチャンスだ!カットバセ・カットバセ○○」といった歌詞・フレーズが特徴的で、テンポが良く、選手を鼓舞する力強いサウンドが魅力です。
近年は他校の応援でも広く使われており、特にスタンド全体でメガホンを使って「愛してるー!」と叫ぶアレンジバージョンがSNS(特にTikTok)で大バズり。
仙台育英をはじめ、全国の多くの高校が取り入れ、甲子園でも頻繁に耳にする人気曲となっています。
「本家」が拓大紅陵であることから、2026年夏の24年ぶり甲子園出場で改めて注目が集まっています。
拓大紅陵の応援歌のラインナップ
応援動画まとめ2️⃣
— 拓殖大学紅陵高校吹奏楽部 (@KORYO_brassband) August 10, 2026
燃えろ紅陵https://t.co/TtQ2PjCbs6
RUSH&GOhttps://t.co/dSHQiAjEWP
木更津甚句https://t.co/6yOtC8Sza6
メイプルバーンhttps://t.co/pyoc8Uk5Dq
勝利のテーマhttps://t.co/hcpxcm2zuZ
チャンス紅陵https://t.co/DvBpfxwHUR
拓大紅陵の応援は、ほぼすべてが吹田顧問作曲のオリジナル曲で構成されています。
40年以上かけて50曲以上を作成しており、代表的な曲には以下のようなものがあります。
チャンス紅陵(チャンステーマ)
燃えろ紅陵
狙え紅陵
ノッテけ!紅陵
勝利のテーマ
メイプルパワー / メイプルショット / メイプルバーン など「メイプル」シリーズ
深紅の誇り(得点時などに歌う)
紅陵ボンバー、ポイントゲット など
試合展開に応じて曲を次々と切り替え、曲間を空けずに連続演奏する「紅陵スタイル」が特徴。
東京六大学野球の応援に似たキレのあるテンポで、選手・応援団を一体にします。
拓大紅陵の吹奏楽部が話題になる理由
拓大紅陵の吹奏楽部が話題になる理由を紹介します。
オリジナル曲の先駆け
1980年代当時、多くの高校が大学野球の定番曲やプロ野球選手の応援歌を使っていた中、拓大紅陵は「これが紅陵だ」とわかるオリジナル曲作りを本格化。
吹田氏が野球好きで中学までキャッチャー経験があったこともあり、野球の流れに合った曲を量産してきました。
高い演奏クオリティ
「全力質奏」をモットーに、技術の高い演奏と瞬時の曲切り替えが評価されています。
状況に応じたメドレー形式の応援は他校の参考にされ、千葉大会では習志野高校とのコラボ演奏も話題に。
全国ブームの火付け役
「チャンス紅陵」がSNSで拡散され、「愛してるー!」コールが流行。
千葉県内では「ご当地応援曲」レベルで普及し、県外・甲子園でも他校が使用するケースが急増。
「本家」が久々に甲子園に帰ってきたことで、「本家の意地を見せたい」という選手の声も話題になりました。
野球部との一体感
野球応援を活動の柱に据え、選手を本当に奮い立たせる演奏を追求。
2026年夏の甲子園では厳選した23曲を持参し、全国に「紅陵スタイル」を披露しています。
拓大紅陵の応援は「曲の質」「演奏力」「独自性」の三拍子が揃っており、単なる応援を超えて高校野球の文化に影響を与える存在です。
特に「チャンス紅陵」は、40年の時を経て今なお進化し続け、甲子園を熱くする名曲として定着しています。
拓大紅陵の「ヒットファンファーレ」は何の曲?
拓大紅陵の応援で、もう一つ非常に特徴的なのがヒットファンファーレです。
こちらは、地元・木更津にゆかりのある童謡、
「證誠寺(しょうじょうじ)の狸囃子」
をアレンジしたものです。
「證誠寺の狸囃子」は、
「しょ、しょ、しょうじょうじ」
で知られる童謡。
木更津市にある證誠寺が舞台となっているため、拓大紅陵にとってはまさに地元を象徴する曲でもあります。
拓大紅陵の吹奏楽部では、この曲を応援用にアレンジし、ヒットファンファーレとして使用しています。
これはかなり面白いポイントです。
全国の高校野球でヒットファンファーレといえば、天理高校のファンファーレなどが知られています。
その中で拓大紅陵は、地元・木更津にちなんだ曲を取り入れて独自性を出しているのです。
拓大紅陵の応援が高校野球ファンを魅了する理由
拓大紅陵の応援には、いくつかの特徴があります。
①オリジナリティが高い
最大の魅力は、やはり独自性です。
「チャンス紅陵」のように、拓大紅陵の名前を冠した曲が多数存在します。
そのため、曲を聞いただけで、
「拓大紅陵だ!」
と分かる高校野球ファンもいるほどです。
②吹奏楽と応援団の一体感
吹奏楽だけではなく、応援団やスタンドの掛け声、振り付けなどが組み合わさることで、非常に迫力のある応援になります。
特にチャンスの場面では、選手とスタンドの距離が一気に近くなるような一体感があります。
③長い歴史がある
拓大紅陵のオリジナル応援曲は1980年代から続いています。
つまり、現在の高校生が演奏している曲の中には、親世代、さらにその上の世代から受け継がれてきた曲もあるわけです。
高校野球の応援でありながら、学校の伝統文化のようになっているところも魅力でしょう。
まとめ
今回は、拓大紅陵のチャンステーマや応援歌について紹介しました。
特に覚えておきたいのが、「チャンス紅陵」です。
甲子園や千葉県大会で拓大紅陵の試合を見る際には、ぜひ選手のプレーだけでなく、「今、どの応援曲が演奏されているのか?」にも注目してみてください。

